アメリカ旅行記@−ラスベガス旅行記
☆☆☆☆☆ ラスベガス旅行記1 ☆☆☆☆★ 2001.5.3〜7
【序章】
さて、今回ラスベガスを旅行先に選んだのはアメリカはもとより
世界的にも名高い絢爛豪華たるラスベガスのメガリゾートを取材するため。
また、日本のような停滞した社会で身も心もすさんでしまった自分を
叱咤激励するために、右肩上がりの勢いの良いラスベガスを見ておきたい
というのもありました。
※ラスベガスのあらまし
アメリカ合衆国ネバダ州クラーク郡行政区最大の都市。年間の旅行者数は
3000万人を越す。もともとはカジノの街として栄えていたが、1989
年に南国の楽園をテーマにした「ミラージュ」ホテルがオープンしてから
巨大なテーマホテルの建設ラッシュが相次ぎ、現在ではそれらがまとまって
メガリゾートと呼ばれるようになる。
§§§ ラスベガス1編 §§§
【1】新東京国際空港へ
午前11時発の長野新幹線で上田駅を出発し、上野にて京成線に乗り換え。
いつも通り京成線特急(運賃千円)にて空港へ。
そして15時すぎに空港に到着。今回はアメリカン航空利用ということで、
第1ターミナルへと入ったものの、第2ターミナルとはやや勝手が違い違和感
を感じました。
そのままルックJTBのアメリカン航空のAA128便利用ツアーの
カウンターに行き受付をすませ無事航空券と搭乗券をゲット。
その後銀行で米ドルを2万円両替して、出国ゲートへ。
今回意外だったのは、空港が大変空いていること。最も第1ターミナルだから
人が少ないということも考えられるが、銀行の両替に行列なしというのは
初めて。
また第1ターミナルは現在、南ウイングが閉鎖中で北ウイングのみの使用され
ていてこれも華やかな第2ターミナルに対してはやや寂しい感あり。
そんな中、出国審査もスムーズに終わりコンコースへ。
そしてサテライトでしばらく待機した後、搭乗手続きを行い17時45分、
予定通りサンノゼ経由ラスベガス行きのアメリカン航空AA128便が
新東京国際空港を出発。
サンノゼへの飛行時間は約8時間半。西から東へ飛行する場合は気流の
関係で時速1000`前後となるため逆の場合より1〜2時間早く
なるのはいつも通り。
航路はアラスカのやや南を通り、そのまま北米大陸ぞいに南下するルート。
これも太平洋路線の常道。
なおこのAA128便は、日本航空との共同運航便のため、客室乗務員は
もとより日本語でのアナウンスもありなかなか便利。
機体はジャンボ最新鋭の777。エコノミークラスにも1台づつ液晶テレビ
がついているという長時間の空の旅にはうれしい機材。
サービスの内容は映画が同時に3つくらい上映されていて好きなのを選べ
る他にニュース、航路図(ナビ式でいまどこを飛んでいるのかわかる)
などが自由に手元の操作スイッチで選べるもの。
また機内食のサービスも夕食として寿司、グリーンサラダ、メインコース
(牛肉のラヴィオリパスタまたは焼き鳥・ライス)、特製デザートと
なかなかのもの。いつもながら感じることは日本発の便はだいたいハズレが
少ないのは日本で食材を調達しているからだろう! とのこと。
たいがい裏面に「製造元 成田市○○食品」などと書いてある。
さらに到着前に軽い朝食として温かいデニッシュが出て、しばらくして、
機体は無事にアメリカ合衆国、サンノゼ国際空港に10時50分頃定刻通り到着。
【2】サンノゼ空港からいよいよラスベガスへ
サンノゼはサンフランシスコよりやや南にある都市。アメリカン航空が
太平洋路線の玄関口に使っている空港で、ほとんどアメリカン一色。
まず降りて最初に、入国審査。空港とは別棟の専用の建物がありここにて
パスポートを提示し、無事入国完了。
そのあと、いったん預け入れた荷物を受け取ってすぐにまたラスベガス行き
の便に預けなおし。まさに右から左状態というところ。
そして、入国審査の建物を出るとシャトルバスに乗せられてターミナルAへ
移動。バスを降りた所でルックJTBの係員が待っていてあとは、そのまま
国内線へ。
便名はAA128便と同じものの、機体は通路一列のジャンボでないものに
変わり、事実上は経由とはいえ乗り継ぎ状態。
12時25分に予定通りサンノゼを出発して一路ラスベガスへ。
出発してまもなく下を見るとはるか下の地表は荒涼とした砂漠に。
土壌豊かなカリフォルニアを離れて砂漠のネバダ州ラスベガスまでは
約1時間半の空の旅。
13時50分。ついにラスベガス到着! 到着寸前に窓から外を見ると
メガリゾートが「ようこそラスベガスへ!」といった趣でそびえていて
とても印象的。
その中でもやっぱり目立つのはルクソールのピラミッド!
ラスベガス到着後、機内から出るとすぐにルックJTBのガイドさんと合流。
ラスベガスらしい風物詩・・・・さっそく空港内にスロットマシンを発見。
その後、トラムで別のターミナルビルへ移動して、預け入れ荷物を取って
バスへ。
じつは空港とメガリゾートは目と鼻の先、約10分ほどで到着。
この短い間にルックJTBのガイドさんからためになるラスベガス滞在中の
話があり、その中でも印象に残ったのが「バッフェの食べ方」。
※バッフェ
いわゆるバイキング形式の食事でラスベガスではほとんどのホテルに
存在している。各ホテルでバッフェの質を競っているため安くて
おいしいものが食べられる
「普通の人はほとんど例外なく最初に席を立った時にお皿を持って料理を
取るけれどこれはNG!、正解はお皿を持たないでひととおり料理
を見てまわり、その後で、お皿を持って見た中で自分が一番食べたいものを
食べられるだけ食べる。」のだそう。
さて、そうこうしているうちに今回ラスベガス滞在中に泊まるホテル
「ルクソール」に到着。
【写真:LAS001 ルクソールホテル外観】
※ルクソール
93年開業の世界で唯一のピラミッド型のホテル。さらに98年には
ツインタワーが増設され総客室数4467室のメガホテル
テーマはエジプトで、外部にはオリベスク、スフィンクスが配され
内装はカジノ、ロビーから客室に至るまですべてエジプト風となって
いる。
到着後、ホテルロビーにて別のガイドさんが待っていてオプショナルツアーの
説明とホテルのカギをもらう。
初めてのラスベガスで右も左もわかない状態なので、ここは地理を知るために
もナイトイルミネーションツアーに参加することに決定。
そして部屋に入ると、「おお!」またとことんこだわったエジプト風の内装に
びっくり。
【写真:LAS002 ルクソールの部屋(ツインタワー)】
その後、時差ボケがきつかったので少し休んでから出発!
しかし、ホテルの地図を渡されたものの・・・・広くて広くて最初は迷いまく
り状態。ルクソールの隣のマンダレイ・ベイホテルへ行こうと連絡通路を
探していたら外に出てしまい、結局「外歩いた方が早い!」と道路を横切って
行くことに。
と最初に自分が迷ったのに代表されるように、各ホテルともいかに客を外に
出さないで奥へ奥へと入れるか考えて設計してあるようでいったん入ったら
最後、なかなか出られない状態。
最も1つ1つのホテルがメガサイズということも理由の1つかも?!
【3】ラスベガス最初の食事
さて、ラスベガスに着いてから最初の夕食は「マンダレイ・ベイ」ホテルの
バッフェを体験。
まず入り口で代金を払って伝票をもらい、それを座席案内係に渡すと席まで
案内してくれ「enjoy!」との言葉。
席に座るとすぐにウエイトレスがやってきてドリンクのオーダー。
ソフトドリンクなら無料でオーダー可能なので、とりあえず「coke」と
言っておく。
そして、今日ガイドさんから教わったようにまずはお皿を持たないで料理を
ひととおり見てまわる。
前菜、シーフード、肉料理、フルーツ、デザートなど種類は豊富。
どれもおいしそうだが、とりあえず最もおいしそうなローストビーフと
サーモンをもらうことにして、まずは一切れづつもらい試食。
味は大変よろしい!ということで、次はシーフード。カニに挑戦してみたら
ちょっと塩辛い!のでこちらはパス。といった感じで好きなものだけで
満腹。
まずはラスベガスの食の基本であるバッフェをクリア。
【4】ナイトツアーへ
バッフェから歩くこと数分、「マンダレイ・ベイ」のルックJTBデスク前に
到着。ここから今日のナイトイルミネーションツアーに出発。
大型バスがほぼいっぱいになる47名が参加し、ガイドさんも大忙しといった
ところ。
まず最初の目的地は、「ミラージュ」ホテルの火山噴火ショー。バスから降り
てミラージュの前にて待機すること約10分。噴火が始まり、まさに火の粉が
とんできそうな大迫力。
【写真:LAS003 ミラージュの火山噴火ショー】
ショーが終わって足早にバスに戻り今度はストリップを北上して、
「サーカスサーカス」ホテルへ。この玄関のイルミネーションがまたド派手!!
ホテルそのものは、いわゆる老舗だがイルミネーションは最新鋭テーマホテル
に負けない内容でまさに元祖と言うべきか・・・。
【写真:LAS004 サーカースサーカスのイルミネーション、実際はネオンがぐ
るぐると回転している】
次にしばらくバスに乗って到着したのはラスベガスダウンタウン。今でこそ
ラスベガスの中心街はメガリゾート周辺に移ってしまったもののかつてはここ
がラスベガスの中心街。そしてその中心街のさらに中心にあるのがフリーモン
トストリートで、ここでは夜になると「フリーモントエクスペリエンス」
というこれまたアーケードイルミネーションのショーが始まる。
ガイドさんから「ここが一番いい場所!」というのを教えてもらい、ショーが
始まるまでの数分を散策。とはいえ意外と短い路地なので、行って帰って
終わったけれど・・・・。
そして、いよいよショーの開始。もちろん一番良い場所で撮影!
短い時間の中でぐるぐると移り変わる映像を見ながら、これはすごい!と感動。
【写真:LAS005 フリーモントエクスペリエンス】
そして、ナイトツアー最後の目的地はストラスフィアタワー※。
※ストラスフィアタワー
ストラスフィアホテルに併設された地上350メートルのタワー。やや
メガリゾート中心地から離れているものの、ラスベガスのランドマーク的
存在。1996年完成。
まずホテル内から専用のエレベーターでいっきに展望台へ。屋内と屋外の
2重構造になっていて屋外の眺めは最高。さらに、展望台の上には世界一
高い場所にあるというハイローラーとビックショット(コースター)
があり、ただでさえ怖いのに・・・・誰が乗るの?! と思っていたら
上から絶叫が聞こえてきて、背筋がぞくぞく寒ぅ〜。といったところ。
と、こちらは屋外展望台から美しい夜景をしばし楽しむ。いままで数々の
夜景を見てきたものの、やはりラスベガスは夜景も大迫力。カラフルな
ネオンが360度と思いつつ、特にメガリゾートの方は明るくてルクソールの
ピラミッド頂上から出る強烈な光線が天まで届いていたのが印象的。
【写真:LAS006 ストラスフィアタワーより夜景】
と以上でナイトイルミネーション観光は終了! 各ホテルを経由して
ルクソールに到着! と思ったが、玄関先で降ろされてしまいまた迷子に。
結局客室に直接入るところがわからず、ぐるっとまわってカジノエントランス
から延々と歩いてやっと部屋に到着。
日本を出発した時間から考えるととても長い5月3日が終わり、やっと眠る
ことを許された1日。眠らない街ラスベガスでも人間は眠る・・・。
§§§ グランドキャニオン編 §§§ に続く!
☆☆☆☆☆ ラスベガス旅行記2 ☆☆☆★★ 2001.5.4
§§§ グランドキャニオン編 §§§
【1】小型機でグランドキャニオンへ
第2日目は、グランドキャニオン1日観光。
朝6時に起床。7時にホテルを出発して空港へ。ここは小型機専用の飛行場の
ようで場所はラスベガスダウンタウンの北郊外というところ。
空港にて、受け付けを済ませてしばらくすると搭乗開始。
10人乗りの小型機で操縦士とともに搭乗、同時刻に何機も同時に出るので
用意が整った機から順番に離陸。
そして、これまたジャンボ機とはまったく違う感じで離陸し一路グランドキャ
ニオンへ。
離陸して間もなく、街がとぎれて砂漠地帯に。こうやってみると、ラスベガス
のある平野だけが突出して発展してあとは何もない荒野というイメージ。
変わらぬ風景が続く中45分ほどでグランドキャニオン空港へ到着。
外に出るととにかく寒い! 体感温度は10度くらいで、ラスベガスに比べる
と2ケ月ほど季節が逆行した感じ。
ここはアリゾナ州で、もうラスベガスとはまったく違った雰囲気でまさに
カントリーロードといった趣。バスもラスベガスにあるようなデラックス車で
はなく旧式のこれまたカントリー風。ガイドさんのアナウンスも良くきこえな
いようなボロボロのバスもまた風情があっていいかも・・・・というところ。
バスから降りてサウスリムと呼ばれる渓谷へ。さっそく大パノラマに感動!
はるか下方の谷底にコロラド川が見えてあとは見渡す限りの絶壁。
うわさにたがわぬ大陸スケールの大自然にラスベガスからわずか45分で
こんなところまで来られるとは・・・・・と改めて思う。
【写真:GRA001,002,003 サウスリムからのグランドキャニオン】
再びバスに乗ってもう1つのポイントへ。今度は柵のない岩場で、ガイドさん
より「危ないからあまり岩場ぎりぎりまで行かないで下さいね。」と言われ
るくらいのところ。
ほんとうにかけ足で2つのポイントをまわってバッフェ形式のランチ。
内容はまずまず。とりあえず水とお茶は無料ということで水をいただくことに。
ランチの後、バスに乗って再びグランドキャニオン空港へ。
空港から再び同じ操縦士さんの小型機に乗ってラスベガスへ。
復路はちょっと風があってゆれが大きくて少し気持ちわる〜状態。しかし空
からのグランドキャニオンを取材!ということで、なんとか写真を撮ることに
成功。
【写真:GRA004,005 空の上からグランドキャニオン】
ほんとうにかけ足のグランドキャニオン観光で、イメージとしてほんとうに
「一目見た」程度で終わってしまったので、次に再訪するときは是非泊まりで
ゆっくりと散策したいという野望を胸にこのツアーを終えました。
【2】ルクソールアトラクション
15時にはルクソールに到着したものの、昨日ナイトツアーでの夜更かし+
今日早起き+時差ぼけで、非常にだるい状態に・・・・・。
ということで、どこかに出る元気が出ないので今夜はルクソールアトラクショ
ンを見て回ることに。
ホテルのアトラクションとはいえ、ピラミッド棟の内部の2階部分がアトラク
ションレベルで広大。まずはチケット売り場ですべてのアトラクションが見れ
るというお得なチケットをゲット!
また各アトラクションは時間ごとに上映ないし催行されているので、それに
あわせて以下のような順番でレポート開始〜!
★オリベスクの探検
地下帝国を舞台に三次元の迷路の中を飛び回るモーション・シミュレーター
型ライドで、臨場感と適度なスリルが素晴らしい。映像がとくに精巧につく
られているのでおすすめ度☆☆☆☆☆。
★ツタンカーメン博物館
ツタンカーメンの墓所を再現した博物館で有名な黄金のマスクも見られる。
特筆すべきは日本語のテープガイドがあるので、英語がわからなくても
楽しめるのでおすすめ度☆☆☆。
★ルクソールIMAXシアターその1「CYBERWORLD」
シアターでは約50分の上映時間で、定期的に内容が変わるようである。
その中でまず最初に見たのは3D映像のもので、すべてCG。
入り口で立体効果の出るゴーグルを渡されてそれを装着するとバーチャル
の世界へ・・・・・。
内容はコンピュータの内部の世界をイメージしたもので、そこに入り込んだ
ウイルスとの戦いをテーマにしたもの。なかなかよくできていて楽しめる
のでおすすめ度☆☆☆☆。
★ルクソールIMAXシアターその2「ミステリー オブ エジプト」
その1を見終わるや否や、またすぐに同じシアターへ。次の上映作品は
ホテルテーマ「エジプト」にちなんだもので、主にツタンカーメン王の墓
にちなんだエピソードやピラミッドの構造などのドキュメント形式。
もっとも本当にエジプトにいるかのような臨場感が味わえるのはIMAX
シアターならではのもの。
おすすめ度は☆☆☆。
★ルクソールIMAXシアターその3「ALL ACCESS」
最後の作品は、70〜80年代のアメリカのロックアーティストのお話。
ライブ映像と、インタビューで構成されていて、いくつかのグループ
が順番に紹介されていく形。日本流で言うと、あゆやモームスなどの
ライブビデオ+イメージビデオといった感じ。
特にライブ映像はさすがIMAXシアターだけあってド迫力。もしか
するとライブ会場にいるより臨場感あるかも?!というところ。
おすすめ度は☆☆☆。
★ファラオズシアター「ザ・グレーテスト・ファラオズ」
アトラクションレベルにある小ホールにて上映。やはりツタンカーメン
関連のドキュメンタリーショー。ということで、とことんエジプトに
こだわったルクソールを制覇!
と、以上ルクソールアトラクションのレポート。古代エジプトをテーマに
したホテルに最新鋭のIMAXシアターとはアンバランスなれどそこがまた
派手なラスベガスにふさわしい演出というところ。
【3】次なるバッフェは
ルクソールアトラクションを満喫した頃、小腹が空いたのでちょっとホテル内
を散歩。と思っていたら連絡通路を抜けて隣のホテル「エクスカリバー」へ
到着。ここでバッフェに入ることに。
ここのバッフェはディナーで$9.99と他に比べて安かったので飛び込んで
しまったけれど、内容はなかなかグット。
最も制約としてメインデッシュは1回のみしか取れない方式で、食べ放題を
売り物にするバッフェとしてはやや物足りない感じ。とはいえラスベガスに
来てからバッフェで食べ過ぎ傾向が続いていたので、ちょうど良い感じ。
あとはデザートは食べ放題なので、ケーキやらイチゴやらソフトクリーム
(自分で出す)をもらって満足。
【4】カジノでスロット!
ディナーの後、再びルクソールに戻ってきて、そういえばラスベガスに来てか
ら、一度もカジノで遊んでいなかったのでチャレンジすることに。
だいたいどのホテルも入り口の一番良い場所にカジノがあって、ほとんどの
場合はカジノを通らないとチェックインカウンターにいかれないしくみ。
しかもそのカジノスペースはとにかく広大であるので迷子になることも
しばしば。
だいたいスロットマシーンとテーブルゲーム、キノなどは必ずあって中に
お金持ちのためのハイリミット(ミニマムの掛け金が高いゲーム)コーナー。
目だっていたのはCARスロット。車が置いてあるまわりをぐるりとスロット
が囲んでいて、大当たりするとその車がゲットできるというもの。
あとスロットもいろいろあって、5¢・25¢・1$など多種多様。
1$の特大スロットマシーンは回すだけでも注目の的というところ。
ということで、まずは5¢のスロットマシーンでしばし遊ぶことに。
6$ほど入れて、1回だけ当り少し戻ったもののあっという間に吸い取られ
てしまう・・・・。「まあこんなところだろう・・・・」ということで
カジノを雰囲気を楽しんであとは部屋に戻って就寝。
§§§ ラスベガス2編 §§§ に続く!
☆☆☆☆☆ ラスベガス旅行記3 ☆☆★★★ 2001.5.5
§§§ ラスベガス2編 §§§
ラスベガス第3日目は、メガリゾート巡りとショー見学。
【1】メガリゾート巡り
ラスベガスのメガリゾートの位置ははまさに空港の隣あわせというところ。
メガリゾートには数々のテーマホテルがあり、それを見て回るとまさに気分は
「世界一周ツアー」そのもの。
まずは宿泊しているホテル「ルクソール★」よりトラム(モノレール)にて隣
のエクスカリバー★へ。
★ルクソール
テーマ:古代エジプト
客室数:4467室
解説 :世界で唯一のピラミッド型ホテル。さらに96年にツインタワーが
増設されて客室数ラスベガス第2位のメガホテルとなる。
【写真:MEGA1 トラム乗り場で後ろを振り返って・・・】
★エクスカリバー
テーマ:5世紀末頃の伝説的英国王、アーサー王の時代。エクスカリバーは
アーサー王の持つ剣の名前。
客室数:4008室
解説 :三角屋根の塔と城壁が印象的なホテル。90年に開業し、99年に
リニューアルした。
エクスカリバーから歩道橋を渡って、超巨大ホテルMGMグランド★へ。
★MGMグランド
テーマ:映画
客室数:5005室
解説 :客室数こそ世界第2位だが、建物の総床面積は世界第1位のまさに
超ビックなホテル。とにかく広いので迷子になりやすいと評判。
中に入って広大なカジノスペースを通り抜けて歩くこと15分。
ようやくバリーズ行きのトラム乗り場へ。
トラムに乗って、バリーズに到着後、またまた広大なホテル内を歩いて
いつしかパリス★内へ。
評判のバッフェでランチをとろうと思ったら、11時だというのにすごい行列
・・・・・・。という訳でここは次回のお楽しみに。
★パリス
テーマ:パリ
客室数:2916室
解説 :ホテル敷地内にエッフェル塔と凱旋門を要する。石畳の商店街を
始め、ホテル中にフランスの雰囲気が満ちている。
ラスベガスバッフェ人気第1位(女性部門)でもある。
パリスを後にして、またまた歩道橋を渡ってベラッジオへ★。
★ベラッジオ
テーマ:北イタリアのコモ湖畔の村 語彙は「美しい湖」
客室数:3000室
解説 :常にラスベガス人気第1位のホテル。宿泊客以外は18歳未満
立ち入り禁止という大人のためのスイートホテル。また何もかも
高級志向を目指しており、バッフェも高めの料金設定。
総工費2000億円というのもうなずけよう・・・。
【写真:MEGA03 ベラッジオ全景】
一目見て「おお〜ここが噂にきくベラッジオか!」ということで、しばし
感動。早速中に入ると、なるほど大人の雰囲気でまたそれでいて心が休まる
内装はとても不思議。
名物の18歳未満立ち入り禁止(係員もいる)の看板もしっかり撮影して
中へ。
さて、パリスでランチを食べそこねてしまったこともあって、それならば
超高級バッフェと言われているベラッジオでランチにしよう!と思い
入ることに。
【写真:MEGA04 ベラッジオバッフェ入り口】
こちらは行列はないものの、ランチで22ドルの価格はさすがベラッジオ!
(ランチの相場はだいたい10ドルくらい)
さっそく席について、料理を見渡すと確かに置いてあるものの質が高い!
ということで、おいしいものをたくさんいただいて大満足。
食後にラスベガス一美しいアトラクションと言われる噴水ショーを見学。
華麗な音楽とともに踊る噴水はまるで生きているよう。こちらは昼間の部
だが、夜の方がもっと美しいそうなのでまた後で取材敢行決定!
その後、シーザーズパレス★の横を通り、ミラージュ★、トレジャーアイラン
ド★へ。
★シーザーズ・パレス
テーマ:古代ローマ帝国 シーザーの宮殿
客室数:2456室
解説 :30年にわたりラスベガスの中心的存在として君臨するホテルで
ベラッジオの静の高級感と対極の豪の高級感のイメージ。
【写真:MEGA05 シーザースパレス】
★ミラージュ
テーマ:南国ポリネシアのリゾート
客室数:3044室
解説 :ラスベガスメガリゾートの先駆け的存在。火山噴火ショーが圧巻。
★トレジャーアイランド
テーマ:カリブの海賊
客室数:2900室
解説 :スティーブンソンの小説「宝島」の世界のイメージで、無料のショー
「バッカニア湾の戦い」は場所取りをしなくてはならない程の人気。
【写真:MEGA06 トレジャーアイランドのホテルマーク】
トレジャーアイランドをすぎると、とりあえずメガリゾートは終わり。
そこでUターンして、ベラッジオまで歩いてトラムにて、モンテカルロ★へ。
★モンテカルロ
テーマ:モナコ
客室数:3002室
解説 :天才的なマジシャン、ランス・バートンのショーが有名なホテル。
モンテカルロから歩いてニューヨークニューヨークを通り、再びエクスカリバ
ーからトラムでマンダレイ・ベイ★、そしてルクソールへ到着。徒歩とトラム
を駆使してのラスベガスメガリゾート取材昼の部が終了。
★ニューヨークニューヨーク
テーマ:1930〜40年代のマンハッタン
客室数:自由の女神を始めとする歴史的建造物7つのレプリカと実物3分の1
スケールのエンパイア・ステートビルなど、ニューヨークと見まちが
うようなイメージ
【写真:MEGA07 ニューヨークニューヨーク】
★マンダレイ・ベイ
テーマ:アジアの楽園
客室数:3700室
解説 :メガリゾート最南端に位置する高級リゾートホテル。ゴールドメタリ
ックのタワーはルクソールとともに大変目立つ。
【2】しばらく休憩
昼間の炎天下メガリゾート巡りをして疲れたのでしばらくホテルで休憩。
その後、ルクソール内のギザ・ギャラリアやカイロバザールでエジプトグッツ
をチェック。あとは、19時からいよいよショー「ブルーマングループ」を
見るため、ルクソールシアターへ。
【3】ショー「ブルーマングループ」
ラスベガスといえばショー!と言われるほどに各ホテルがさまざまなショーを
行っている。今回はちょうど宿泊しているホテルでやっている「ブルーマング
ループ」を取材することに。チケットは既に日本から手配していたので引き換
え証をカウンターに出して引き換え。あとはそのままシアターへ。
実際中に入ってみると、ちょっとした文化会館なみの設備にびっくり。
そういえばIMAXシアターも大きかったが、各ホテルに1つづつこんな
スペースがあるのかと思うとラスベガスの巨大さを思わずにはいられない。
さて肝心のショーの内容は、いわゆるパフォーマンス。頭一面に青いペンキを
塗った3人の男がさまざまな楽器を用いて無言の中でいろいろなパフォーマン
スを行う。(最近日本ではCMに出演している)
おもしろいのは塩ビパイプで作った打楽器で、「あの材料でよくあの音が出る
な〜!」と感心しっぱなし。あとはペンキのパフォーマンスでドラムにペンキ
をたらしてそれをたたいて飛び散るペンキで絵を書いたり、マシュマロキャッ
チなど見ていて楽しいことたくさん。
最後は後ろから紙ロールが降ってきて客室はパニック!やることがまさに
アメリカ的で、ショーが終わった時には会場は紙ロールの海で、その中を泳い
で脱出する始末。
あとは、出口で3人のブルーマンが待っていて観客の見送り。これには
よくだなあ!と感心。
会場を後にしていったん部屋に戻り、時間は22時。最終日とはいえ
眠らない街ラスベガスメガリゾート夜の部の取材に出発!!
§§§ ラスベガス3編 §§§ に続く!
☆☆☆☆☆ ラスベガス旅行記4 ☆★★★★ 2001.5.5深夜〜6
§§§ ラスベガス3編 §§§
ラスベガス第3日目深夜に、メガリゾート夜の部の取材敢行。
【1】最後の夜
ラスベガスに来て3日目。ようやく地理もつかみかけたところで、もう最終日。
時刻は22時をまわっていたが、このままでは終われない!ということで、
夜の取材に出発。
ルクソールからトラムにてエクスカリバーへ。ここから歩道橋を渡りニューヨ
ークニュヨークの横を通ってモンテカルロへ。中を通ってベラッジオへ。
ロビーからすぐ外へ出ると、ベラッジオの噴水ショーが行われる湖に到着。
【2】噴水ショー3連続
ベラッジオの噴水ショーは夜間は15分おきに行われ、その美しさは昼間のも
のを凌ぐと言われるだけに期待大。
まずは、ベラッジオ側から1回目。シックな曲とともにいろいろなバリエーシ
ョンで噴水が上がってその美しさにしばしみとれる。
1回目が終わったら歩いてストリップ側に出て、2回目。今度は先ほどとは
ちょっと違った曲で派手な演出。爆音とともにかなり高くまであがる噴水が
迫力あり。とくに階段状に上がる噴水はとても躍動感があって感動もの。
そして最後は再びベラッジオ側に戻っての見学。今度は噴水があたかも手を
ふっているかのようなイメージで最後のショーにふさわしい演出。
【写真:VEGAS01〜04 ベラッジオ噴水ショー】
最後のショーを見終わってふと感じたのは「このショーを見るためだけに
またラスベガスを訪れてもいいかな。」ということ。そういった充実感の中
再び宿泊ホテルのルクソールへの帰途についた。
【写真:VEGAS05 アラジン★→ベラッジオストリップ側より】
【写真:VEGAS06 ベネチアン★ 夕暮】
★アラジン
テーマ:アラビアンナイト
客室数:2567室
解説 :ラスベガスメガリゾートで最も新しいホテル。その位置は
ベラッジオの向かいと今メガリゾートで最も活気のある
エリア。
★ベネチアン
テーマ:ベネチア
客室数:3036室
解説数:全室スイートルームという超豪華ホテル。その優雅な外観も
さることながら内装も超豪華。ホテルの中に運河がひかれて
いるほどのこだわりよう。
【3】ファラオズ・バッフェ
前日、遅くまでラスベガスメガリゾートの取材を敢行したものの出発日は
早起きしてラスベガス朝食No1バッフェという評判のあるルクソール
のバッフェへ。
カジノのほぼ真中に入り口があり、そこから入るとちょっと輝度を落とした
照明で気分はピラミッドの中。ドリンクに蜂蜜入りの紅茶とスクランブル
エッグ、焼きたてのパンをいただいてちょっとファラオ気分。
その後、部屋に戻って荷物をまとめてロビーへ。あとはお迎えがのガイドさん
がやってきて無事出発。
【4】サンノゼ経由で日本へ帰国
空港までは約10分。とにかく空港まで近いというのがこのラスベガスの第一
印象で、またトラムでターミナルを移動しまずは国内線でサンノゼへ出発。
サンノゼにて成田行の便AA129便に乗り継ぎ、約11時間の空の旅。
離陸後早速昼食として、寿司、グリーンサラダ、チキンパルメザン、ロースト
ポテト、さやいんげん、特製デザート。
寿司はさすがに生寿司ではなくいなり寿司。とはいえなかなか味だったことは
言うまでもない。
また機体はボーイング777、行きに乗ったものとまったく同じでテレビ付
で映画を3本、11時間の空の旅をけっこう快適に過ごすことができる
充実した装備。
15時すぎに成田に無事到着。そのまま帰国審査を通り抜けで再び往路と
同じ京成線特急と新幹線を乗り継いで帰宅。
ラスベガスの旅は終わった。
【5】ラスベガスとグランドキャニオンの旅 まとめ
今回ラスベガスへの旅を思いついたのは3月末。ラスベガスはリピーターが多
く一度行くとはまる人も多いそうで、「そんなにいいのか〜。では!」と
いう次第。
で、実際に行った感想は「世界一のエンターテイメントリゾートの街」のイメ
ージでカジノはおまけ的な要素に感じられた程。メガリゾートのテーマホテル
群はとにかく圧倒的な大きさと細部にわたるまでのこだわりに脱帽。
あと、グランドキャニオンはラスベガスとは対照的な大自然の姿をそのまま
見ることができ1回の旅で2度おいしいというまさに一石二鳥的な組み合わせ
も良かったのではないかというところ。
いずれにしても、ラスベガスは近年中にまた再訪する予定!
次回の旅での目標は・・・・・
★ベラッジオまたはベネチアンに泊まる
★ベラッジオのショー「オー」を見る
☆☆☆ ラスベガス旅行記 完 ☆☆☆
※参考
今回のアメリカ旅行は以下の基本ツアーを利用しました。
★基本ツアー
ルックJTBアメリカ
パーソナル ラスベガス5 ルクソール(ツインタワー)コース
グランドキャニオン(サウスリム)観光付
長い間読んでいただきありがとうございました!
今後の皆様の旅の資料としてご活用いただければ幸いであります。