伊豆旅行記2000&2001
☆☆☆☆☆ 伊豆旅行記2000−@ ☆☆☆☆★ 2000.8.12〜13
【1】いざ東海道へ!
8/12日夕刻、まずは伊豆旅行の拠点となる静岡市へ向けて出発。
今回は静岡出身の友達の実家にお世話になりつつ、そこから伊豆へ
でかけるという旅。持つべきものは友・・・。
【2】伊豆へ
朝7時に静岡市を出発し、一路伊豆へ。
真直ぐ国1を東に向かって進み、途中駿河富士を望みつつ
三島から伊豆中央道を通って、本日第一の目的地である「万城の滝」へ。
万城の滝は、通称「裏見の滝」とも呼ばれていて、滝の裏側の岩盤が大きく
えぐれて歩けるようになっていて文字通り滝を裏から見れるめずらしい滝。
裏側にまわると水しぶきがすごくてちょっと辟易ですが、涼しさは
倍増です。(笑)
【3】いのしし村
万城の滝を後にして、わさび畑が広がる山道をしばらく走って次にやってきた
のは「いのしし村」
ここは、たくさんのいのししが飼育されていて曲芸などのショーを始め
楽しいイベント盛りだくさんの場所。
まず最初にいのししの曲芸を見たのですが、旗揚げ、平均台、球ころがし
、輪くぐり、滑り台となかなかのもの。
イチ、ハチ、ペコという3頭のイノシシが芸をしたものの、ハチが
笑いをとる(曲芸をしないイノシシ)役、イチとペコがきっちりと芸を
こなす役と、見ていて物語性みたいなのもあっておもしろかったです。
その後、イノシシレースを見たのですがこれがまたスピード感がすごくて
馬顔まけのレース。配当もありました。(笑)→はずした・・・。
そのあと、いのしし村を散策しているとなんと「白いいのしし」を発見!
多分突然変異の賜物だと思いますが、昔から「白い蛇」に代表されるように
「白い○○」というのは崇められた経緯から、白いいのししも特別待遇。
専用の厩舎があてがわれていました。
いのしし村をひととおり見終わると、そろそろ昼時だといことで食堂に
入り「いのしし鍋」を食べることに。
曲芸やレースで自分たちを楽しませてくれたいのししを食べてしまうのは
罪悪感を覚えずにはいられないものの、ここは感謝の気持ちとともに味わう
ことにしました。
「いのしし鍋」は、すきやきに似ていて、味噌だれでいのしし肉とキャベツ、
ネギ、春菊などが入り煮込んだものを卵でといて食べるもので想像以上
においしくて、ほんとこれはおすすめだと思いました。
【4】河津七滝
いのしし村を後にして、しばらく南下し石川さゆりの歌「天城越え」で有名な
天城峠を越えると、これもまた伊豆では有名なループ橋。それを下りきった
ところに次の目的地「河津七滝」の入口を発見。
「河津七滝」は「かわづななだる」と読むのですが、最初知らなくて
「かわずななたき」と言ってしまったのは自分だけであったか?! (笑)
「河津七滝」は以下のような構成です。
高さ 幅 特徴
出合滝 4b 2b 異なる方向から2つの滝が流れて合流
かに滝 2b 1b ひっそりとめだたない滝
初景滝 10b 7b 伊豆の踊子の像がある
蛇 滝 3b 2b 遠方からの眺めが素晴らしい
えび滝 5b 3b つり橋がある
釜 滝 22b 2b 一番上流の滝
大 滝 30b 5b 一番下流の滝。七滝中最大。
と、徒歩でゆっくりと七つの滝をまわったのですが、滝のおかげで涼しくて
最高に気持ちよかったです。^^
ちなみに私のお気に入りは一番奥の「釜滝」です。
【5】宿にて海産物の豪華メニュー!
河津七滝を後にして、あとは下界へ。ついに東伊豆の海岸に到達しました。
そこでしばし海岸線を走って景色を楽しんだ後、宿へ。
宿はごく普通の民宿なのですが、今回特別注文で「大皿の海産物の盛り合わせ」
を頼んであってそれがもう最高でした。
マグロ、タイなどの刺身やあま海老、アワビ、サザエの壺焼き。
他に普通のメニューとしてエボ鯛の塩焼き、海老フライ、アジフライ、
お吸い物など、とにかく食べきれぬほど豪勢な食べ物で海の幸を堪能した次第
です。
【6】台風接近
宿にチェックインしたときから風がすごかったのですが、夜半になって
いよいよ激しくなって、風で建物がゆれるわふすまはがたがたなるわで
不安な一夜を過ごすことに。
でもそのおかげで涼しかったですが。^^
☆☆☆☆☆ 伊豆旅行記2000−A ☆☆☆★★ 2000.8.14〜16
【1】伊豆の日の出
一夜明けると昨日の強風がうそのようなおだやかな天気になっていて
「おお〜台風はいずこかへ去ったか。」と納得。
で自分は寝坊していたのですが友達が夜明け近くに起き出して散歩し
て海からの日の出を見て大感動したという話をきき「しまった〜!」
という気分。
あとで写真を見せてもらいその美しさは確認したところ、やはり海からの
日の出は最高だと思いました。
【2】堂ヶ島へ
民宿を出発して、本日の第一の目的地「堂ヶ島」へ。
混んでいる下田付近をさけて、国道414号(下田街道)から県道15号
(下田松崎線)を通って松崎町へ到着。
松崎町では真っ青な海が広がってあまりにもきれいなので、堂ヶ島へ
行く前に少し南下してみることに。
途中の展望台では、水平線が丸く見えて「地球は丸いのだ」と実感し
つつ雲見温泉まで到着。
雲見温泉では海の中の双子岩(正式な名称はわからない)を参拝して
海水浴客の間をすりぬけてしばしビーチリゾート気分にひたりました。
そして、再び北上して堂ヶ島へ。
堂ヶ島に到着後、最初に堂ヶ島洞窟めぐりへ。
この洞窟めぐりは遊覧船に乗って堂ヶ島海域をひととおり遊覧して
天窓洞という天井に穴があいて空が見える洞窟に入るというもので、
これが最高!
洞窟では狭いところを芸術的な操艦できっちりと内部まで見せてくれるし
ほんといい遊覧でした。
船を下りて、早速さっき船から見た天窓を上から見るべく歩いていくと、
ちょうど船がやってきて「お〜い!」と手をふることに。^^
【3】加山雄三ミュージアム
その後、すぐ近くにある「ピアドーム天窓」を見学し、やはり隣にある
「加山雄三ミュージアム」へ到着。
ここでは加山雄三のすべて「映画、歌、絵画、船」などが展示されていて
本人が使うアトリエもあるミュージアムで運が良ければ加山雄三にも会える
とのこと。ファンにはたまらない内容かも?!
で、加山雄三と写真が撮れるコーナーとか、加山雄三の歌を自分で歌って
レコーディングしCDが作れるコーナーとかいろいろあったのですが
ひととおりやりました。
特にレコーディングは、記念の1枚といった感じでした。
ちなみに私は一番好きな「光進丸」をレコーディングした次第です。^^
その後、食堂で若大将ラーメンで昼食。ここはおみやげからはじまって何から
何まで加山雄三カラーでここまで徹底していると、ほんと気持ち良いくらい
でした。
【4】大瀬崎へ
堂ヶ島を後にして、西伊豆の絶壁をぬって今度は大瀬崎へ。
大瀬崎は、対岸に沼津港をのぞむ西伊豆の最北端として有名ですが、
先端には神社と灯台があったり池があったりとなんだか不思議な雰囲気
でイメージとしては森の中から海岸が見えるといったところ。
【5】御殿場高原ビール
大瀬崎を後にして、あとは伊豆中央道を通って御殿場へ。
ここで、夕食として「御殿場高原ビール」へ。
やはり連休中ということもあり、90分くらい待ったけど絶品の
ソーセージや、ローストビーフ、チーズなどを肴に飲む地ビールは
最高でした。
とこれで伊豆旅行は終わりです。
【6】駿河の街並み
明けて15日は静岡近辺で駿府城を見学したり、葵徳川三代博を見たりと
駿河を堪能し、16日帰途について今回の旅行をしめくくりました。
【7】まとめ
今回は伊豆諸島の地震の影響のためか、トップシーズンにもかかわらず
比較的空いている伊豆でした。
(それに台風が重なったということもありますが。)
で、今回感じたのは「伊豆の自然の豊かさ」で、山あり海ありでほんとうに見所は山のよう。
また行きたいと思いました。
* 伊豆旅行記 完 *
☆☆☆☆☆ 伊豆旅行記2001 ☆☆☆☆★ 2001.8.13〜15
【1】三保の松原
8/13日正午、まずは伊豆旅行の拠点となる静岡市へ向けて出発。 いつも通り、 国道52号を 延々と南下して清水市へ入り、そのまま国道1号 →国道150号へ入り東海道を西へ向かいまし た。
せっかくここまで来たので景勝地の三保の松原を見学してみましたが、 残念ながら富士山は見え ず・・・・・。ということで羽衣の松を拝んで きました。
【2】伊豆へ
翌日8時すぎにに静岡市を出発し、一路伊豆へ。 真直ぐ国1を東に向かって進み、東海道新幹線 を横に見つつ 沼津から修善寺、松崎を通って、本日第一の目的地である「波勝崎」へ。
ここで、野生の猿を見学。売店で買ったえさを与えると大変上手に つかみとっていくので感心。
【3】千畳敷
波勝崎を後にしてさらにローカルな道を南下し伊豆最南端「石廊崎」に ほど近いところまで来たの で有名な「千畳敷」へ行こうということになり 行ってみると、「午前中までに来ないとだめ。」とのこ と。 話をきくとかなり秘境のため、15時にはしめて帰ってきてしまうとのこと。
【4】下田
千畳敷を後にして、そのまま内陸を走って下田へ。 しかし途中から大渋滞・・・・・・。昨年もそうだ ったがやはり下田は 鬼門のようである。なにしろ南伊豆から下田への道は迂回路がないため 仕方なくはまり走ること2時間。どうにか下田に到着したのは15時すぎ。 ここで下田を散策するこ とにしました。
【5】黒船「サスケハナ」
下田港の遊覧船「サスケハナ(伊豆急マリン)」に乗って下田港を1週。 このサスケハナはパーティ ー用にも使われるとのことで、さすがに内装は 洋館風。ちょっと洒落た感じのインテリアとなってい る。あと外観は もちろん名前のとおりペリーの旗艦「サスケハナ」に似せて作ってあり ちょっとし たタイムトラベル気分を味わえました。
【6】寝姿山ロープウェイ
遊覧船の後、すぐ近くから出ているロープウェイで寝姿山に登ってみました。 これがまた景色が素 晴らしく下田が一望できる展望台がいくつもありました。 なんでもペリー来襲後に作られた幕府の 見張り台跡もありまたまた タイムトラベルでした。
ロープウェイから降りてから渋滞をさけて、下田から再び山間部へ。 かなり遠回りしして河津町か ら宿泊先の今井浜へ入りました。
【7】新鮮な海の幸がお得な料金で!
今年も昨年に引き続いて同じ民宿で泊まりました。いわゆるリピーター です。(笑) しかし刺身を 山ほど食べてさらにビールまで飲んで1万円とはいかにも 安いのでは・・・・・と思います。あとはデ ザートは向かいのガストへ 行きチョコレートパフェを食べてしまいました。
【8】長い長いナビとの戦い・・・・
翌日、今井浜からそのまま海岸道路を北上して伊東市に向かいました。 そこのグランパル公園に てパターゴルフをやり−6という成績でした。 その後、伊豆急城ケ崎駅まで友達を送っていき、あ とはクラウンナビとともに 長い帰路につきました。
伊東から、中伊豆バイパスを通り修善寺へ。 あはローカルに国道138号をひたすら北上。韮山 →三島を経て 国1へ。そのまま西へ向かい富士市にて北上に転じました。 ただここのところで ナビのガイドがあいまいなのか道を間違え富士市の ローカルな商店街を通りました。さらに富 士山方面へ抜けるバイパスに 乗り損ね、しばらくは下道・・・。 途中からどうにかパイパスに復帰 し、快調に富士宮市から朝霧高原へ。 しばらくすると山梨県に入り、しばらく行くとまた間違え本栖 湖へ 寄り道。せっかくなので取材し、再び出発。 あとは、精進湖の横を通り上九一色村を抜 けて甲府南から中央道へ 乗りました。ところが今日はまずいことに諏訪湖畔花火大会がある た め小淵沢IC→諏訪ICまで渋滞・・・。ということで、みすみす 渋滞にはまるのも苦痛なので小淵沢 で降りて、富士見高原を抜けて 原村などを通り白樺湖を通って帰りました。
まあナビがなければこのような芸当はできなこと疑いようもありません。(爆)
【9】まとめ
伊豆3回目ということで、だいぶ庭になってきました。あいかわらず傾向としては 下田近辺は激コ ミであるし、対して山間部のローカルな県道はほとんど車なし。 ということでゆっくりと散策できてよ い休暇になったように思いました。
また、ナビの効用というものを大変感じた旅でもありました。迷ってもすぐに 復帰できるのもナビの おかげということで、大変よかったと思います。
* 伊豆旅行記 完 *